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イランのデーツ


デーツと聞くと、砂漠にある湖のほとりに、2本のヤシの木が立っている映像が思い浮かびます。昔と比べれば減ってきています。現在目にする風景は、綺麗に整備された数千ヘクタールのヤシの木農園です。イランのデーツの生産量はイラクに次いで世界第2位でしたが、近年イラクの生産量が低下しているため、1位の座を占めています。 イスラム諸国では、デーツと牛乳は伝統的にラマダーン期間中の日没後に最初に取る食事である。また、長期保存ができ、砂漠のような雨が少ないところでも育つため。果物としてはカロリーも高いため、主食として主たる炭水化物源食物とすることも容易であります。デーツは文化的価値と宗教的価値の2つでイランと密接な結びつきがあります。イランでは何世紀にも渡ってお祝い事、宗教行事、さらに葬儀において、デーツが様々な形で使われてきました。私たちの地域では、お正月用のお菓子としてデーツを使ったクッキーを作るのが伝統になっています。お葬式では特別なケーキとデーツを振舞います。こうした習慣から見て、ペルシア人(イラン人)はデーツをただのフルーツではなく、神聖な果物であると考えていることが分かります。また、コーランにはデーツは聖なる果物と記されています。素早くエネルギーを得たい方にもお勧めできます。

イランのデーツの産地:

イラン全土には400種以上のデーツがありますが、そのうち商業価値があるのはごく数種類です。一般的に、デーツは水分量に応じてドライ、セミドライ、フレッシュの3つのグループに分類されます。イラン各地の気候は特別な種類のデーツを栽培するのに適しています。ケルマーン州はピアロム、マザファティ、ケルーテ、ファレコンという種類のデーツを生産しています。フーゼスターン州、ブーシェフル州ではシャハニ、サイヤー、カブカブ、ザヘディのような種類が栽培されています。イランの主な生産州とシェアは、ホルモズガーン(21.6%)、ケルマーン(21.1%)、フーゼスターン(17.6%)、ブシェール(13.4%)、ファールス(12.3%)、シースターン・バルーチェスターン(12.2%)です。

収穫:
デーツが収穫できるようになるまでに、果実は4つのステージを通過します。各ステージで実の色と状態が変化し、地元の人々はそれらを特定の名前で呼んでいます。ステージ1:果実は緑色で、まだ硬いです。ステージ2:色が緑色から黄色、次にピンク、最後は赤色に変わります。 このステージは約6週間続きます。ステージ3:色が茶色に変わり、水分量が高くなり、実は柔らかく、食べることができます。ステージ4:水分量が低くなり、色が茶色から焦げ茶色に変化します。このステージに移り、熟した実が収穫できるようになるまで約4週間かかります。どんな作物でも同じですが、デーツ農家にとって収穫は最も楽しみな作業です。ピアロムの収穫は秋、10月初旬から11月末までに行われます。ヤシの木に登り枝を切り取り、それをロープを使って地上に送ります。それをコンテナに入れて作業場へ移し、枝からデーツの実を切り離します。

その後、欠陥のあるデーツ(鳥や昆虫物によって損傷を受けたものなど)が分離され、その残りをパックします。欠陥がなかったデーツを機械設備のある倉庫に移し、洗浄し、磨きます。この作業を行うことによって、デーツに付着した全ての汚れが除去されます。この後デーツをベルトコンベアに移し、形や色に欠陥がないかチェックし、同時にデーツをサイズ毎に分けます。この作業を2回繰り返した後、梱包作業を行います。標準梱包は10キロカートンですが、ご要望に応じて他の梱包方法も可能です。


12:30 - 24/05/2019    /    Number : 730750    /    Show Count : 86


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